2×4住宅部材の開発事業成果報告書
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普及・成果報告

事業成果のとりまとめ

(1) 企画・評価委員会等の開催
平成23年2月23日(水)10:00〜12:00に日本治山治水協会会議室(永田町ビル4F)で開催した。委員会では、2×4住宅部材の開発事業の経過(現地指導等)及び結果概要及び報告書について審議を行った。また、3月4日開催の成果報告会及びその後の普及等についても審議を行った。
(2) 報告書の印刷
14の事業体報告書を分冊として加えた事業全体の全木協連の事業報告書を印刷し、配布した。

事業成果の普及

(1) 成果報告会
2×4住宅部材の開発事業の成果を住宅部材の国産材利用及び地域材の需要拡大に広く役立てていただくため、平成23年3月4日(金)9:30〜17:00に木材会館(東京都江東区新木場7階ホール)で開催した。
報告会では14事業体が総勢、約300名近い者の参加の下で、事業の成果を発表するとともに活発な質疑応答に加え事業に係る企画評価委員会及び技術専門部会の委員などの専門家による評価・コメント等も行った。
なお、木材会館1階ロビーにて事業成果の部材、パネル等の展示を行い、事業成果の普及を行うことにより効果的な成果報告会となった。
成果報告会 成果報告会
成果報告会(平成23年3月4日・木材会館7階ホール)
成果報告会 展示 成果報告会 展示
成果報告会における展示(平成23年3月4日・木材会館1階ロビー)

(2) 建築・建材展への出展
2×4住宅部材の開発事業を含む「地域材利用加速化緊急対策支援事業」など様々な製品の実用化・普及推進に係る林野庁の補助事業が一体となってその成果を一般に普及させる場として、建築・建材展2011「国産材の魅力展2011」の開催が平成23年3月8日(火)〜11日(金)に東京ビッグサイトで企画されたことから、これに出展し事業成果の効果的な普及を図った。
建築・建材展2011における展示 建築・建材展2011における展示
建築・建材展2011における展示 建築・建材展2011における展示
建築・建材展2011における展示(平成23年3月8〜11日・東京ビッグサイト)

(3) 事業成果の効果的な普及
2×4住宅部材の開発事業の成果報告書及び強度試験等の数値データをホームページで公開するとともにCD-ROMの作成・配布を行った。

事業総括

本事業は、林野庁の補助事業「地域材利用加速化緊急対策支援事業」のひとつで、「2x4工法住宅部材の開発」にかかわる研究開発を実施したものである。公募した結果、20事業体からの申請があり、企画・評価部会で慎重審議し、これらのなかから14事業体を選定した。
選定した開発研究の分野を大まかに分類すると、国産材による204、206材のスタッド材利用あるいは国産材による集成材等のエンジニアウッドの開発などランバー主体の8つの事業体、トラスやI型梁等の部材・部品開発およびエンジニアウッドを対象とした接合金物の性能試験等にかかわる4事業体および合板・パネル関連の2事業体の合計14に事業体である。
本報告書のそれぞれのカテゴリーごと、また事業体ごとにそれぞれ総括しているので個々の詳細は割愛することとするが、本事業の全体を通して感じたこと整理すると添付PDFのとおりである。

事業総括(企画・評価委員会委員長 金谷紀行)>>  PDF:348kb